黄砂について

黄砂について

黄砂とアレルギーの関係について

黄砂でかすむ街並み

春先になると、中国大陸の砂漠地域から風に乗って飛来する「黄砂」が、日本各地で観測されます。黄砂そのものは砂粒ですが、空気中を長く漂う過程で、PM2.5・排気ガス・カビ・花粉などの微粒子を吸着しやすいという特徴があります。このため、黄砂が飛来すると、アレルギー症状が悪化しやすくなると言われています。
特に多い症状は、目のかゆみ・充血、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喉の違和感、咳などで、花粉症やアレルギー性鼻炎の方は注意が必要です。また、黄砂の微粒子は肺の奥まで入り込みやすく、喘息をお持ちの方は症状が強く出ることがあります。
対策としては、黄砂が多い日はマスクや眼鏡の着用、窓を閉める、帰宅時に衣服の砂を払う、うがい・洗顔を行うなどが有効です。空気清浄機の使用も、室内環境を整えるのに役立ちます。

黄砂の時期は花粉と重なることも多く、アレルギー症状が複合的に出やすい季節です。
つらい症状が続く場合は、お早めにご相談ください。

黄砂によるアレルギー症状

黄砂そのものは砂や鉱物粒子ですが、大気中を移動する過程でPM2.5・排気ガス・カビ・細菌・花粉 などが付着しやすく、これらが アレルギー反応や気道刺激 を引き起こすことが知られています。

喘息の女性

主な症状

黄砂が飛来した日に増える症状としては

  • くしゃみ
  • 鼻水・鼻づまり
  • 目のかゆみ・充血
  • のどの違和感、咳
  • 喘息の悪化
  • 皮膚のかゆみ・湿疹

などがあります。
症状は花粉症と似ていますが、呼吸器の奥まで入りやすいため、花粉症がない人でも反応が出ることがあります。

最近の傾向(2020年代〜2026)

近年の気象衛星データや気象庁の発表から、次の傾向があります

■ 飛来日数が増える年がある

東アジアの砂漠化や気候変動の影響から黄砂の発生量が年によって増減していますが、ここ数年は「多い年」と「極端に少ない年」が交互に現れる傾向があります。

■ 微小粒子(PM2.5)との複合汚染

黄砂とPM2.5が同時に高くなる日も多く、アレルギー・喘息悪化リスクが高まると報告されています。

■ 花粉症との“同時期化”

春に黄砂とスギ花粉が重なることで、症状が強く出る人が増える傾向があります。

一般的な医学的アプローチ

■ 薬物療法

喉の痛み
  • 抗ヒスタミン薬(アレグラ、クラリチン、デザレックス等)
  • ステロイド点鼻薬
  • 抗アレルギー点眼薬
  • 喘息を持つ人:吸入ステロイド・気管支拡張剤

軽症なら市販薬で対応できますが、長引く・強い・呼吸が苦しい場合は受診が必要です。

■ 免疫療法(根本治療)

黄砂には特定のアレルゲンがないため直接の免疫療法はありませんが、花粉症・ダニアレルギーを持つ人はそちらを免疫療法で改善すると、黄砂時期の症状も軽減するケースがあります。

対策(今日からできる予防)

眼鏡とマスク

■ 外出時

  • マスク(不織布 or N95がより効果的)
  • 眼鏡・サングラスで目の刺激を低減
  • 飛散が多い時間帯(午前・夕方)を避ける

黄砂が多い日のチェック方法

黄砂の情報を知る上で便利なサイトをご紹介します。

気象庁「黄砂情報(解析・予測図)」

日本の黄砂情報で最も信頼性が高いのが気象庁。
色分けされた地図で 今の濃度/これからの飛来予測 が一目で分かります。

ポイント
朝6時頃更新
濃い色=黄砂が濃い
「解析」は現在、「予測」は未来の状況
日本全域の濃度を把握できるので、特に外干し判断に便利

tenki.jp「黄砂情報(地域別)」

より生活に密着した情報を見たいときに便利。
都道府県別に「ほぼ無・少ない・やや多い・多い・非常に多い」と分かりやすい表示。

ポイント
3日先までの黄砂予測が見られる
天気予報と一緒に確認できるオールインワン設計

黄砂とPM2.5の違い

黄砂

中国内陸の砂漠地帯(タクラマカン・ゴビなど)で巻き上げられた砂や鉱物粒子粒は4µm前後で、肉眼でも霞んで見えることがある。
自然現象だが、近年は工業地帯の大気汚染物質が付着しやすく、健康への影響が増しているという指摘もあります。


PM2.5

直径2.5µm以下の超微小粒子の総称。
正体は 大きさの分類名 であり、中身は硫酸塩・硝酸塩・炭素・金属・有機化合物など多様。
発生源は車の排ガス、工場煙、暖房、家庭の燃焼、化学反応など。
極小のため肺の奥深く(肺胞)に入り込み、心血管疾患や呼吸器疾患との関連が指摘されている。


黄砂が原因の症状は、他の病気と区別がつきにくいことがあります。
当院では、眼科・耳鼻咽喉科の両面から症状を評価し、適切な治療をご提案いたします。
症状がつらいと感じた際は、我慢せずお早めに受診ください。
早期のケアにより、症状の悪化を防ぎ快適な生活を取り戻すことができます。

つらいアレルギー症状はお早めにご相談ください


若山医院では
「丁寧な説明」「年齢に合わせた対応」「目と耳鼻科の連携」 を大切にしています。

TEL.048-822-2250

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