アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎とは?

アレルギー性鼻炎は、花粉やダニ、ハウスダスト、カビ、ペットの毛などのアレルゲンに対して鼻粘膜が過敏に反応し、炎症を起こす疾患です。
鼻水・鼻づまり・くしゃみが代表的な症状で、目のかゆみや充血などの目の症状を伴うこともあります。

アレルギー性鼻炎の原因とメカニズム

アレルギー反応は大きく以下の2段階で進むとされています。

❶ 感作(初めてアレルゲンに触れたとき)

体内に入ったアレルゲンに対し、免疫細胞がIgE抗体を作成
IgE抗体がマスト細胞に結合し「準備状態」になる

❷ 誘発(再びアレルゲンに触れたとき)

アレルゲン × IgE が反応してマスト細胞がヒスタミンなどを放出
その結果、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状が発生

●主な症状

代表的な症状は以下の3つ

くしゃみ

連続的に出やすく、特に朝方に多い

鼻水

連続的に出やすく、特に朝方に多い

くしゃみ

連続的に出やすく、特に朝方に多い

●その他の症状

  • 鼻・目のかゆみ
  • 充血・涙
  • 嗅覚障害(においがわかりづらい)
  • 顔の圧迫感や頭痛
  • 睡眠の質の低下や集中力低下

アレルギーの種類(季節性と通年性)

■ 季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)

スギ・ヒノキ・ブタクサなどの花粉が原因
決まった季節に症状が悪化

■ 通年性アレルギー性鼻炎

ダニ・ハウスダスト・カビ・ペットの毛など
1年中症状が続く

診断方法

● 問診

症状が出るタイミング・季節・環境などを確認

● 鼻鏡・内視鏡検査

鼻粘膜の腫れ・分泌物を確認

● 血液検査(特異的IgE)

どのアレルゲンに反応するか調べる

● 皮膚テスト・鼻粘膜誘発テスト

アレルゲンを直接接触させて反応を確認

診療方法

治療は大きく3種類あります。

1. 薬物療法(最も一般的)

抗ヒスタミン薬:くしゃみ・鼻水に特に有効
抗ロイコトリエン薬:鼻づまり改善
ステロイド点鼻薬:炎症を強力に抑える

2. アレルゲン免疫療法(根本治療)

体をアレルゲンに慣らし体質を改善する治療
舌下免疫療法(スギ花粉・ダニに保険適用)
数年継続が必要

3. 手術療法(重症例)

粘膜レーザー治療
鼻の粘膜を部分的に焼いて腫れを抑える

日常生活の対策・予防

■ 外出時

マスク・眼鏡(花粉対策)
花粉・ホコリが多い日は外出を控える

マスクと眼鏡

■ 室内環境の改善

掃除・換気をこまめに
空気清浄機の使用
寝具はこまめに洗ってダニ対策

くつろぐ親子

■ 生活習慣の改善

睡眠不足・ストレスの軽減
発酵食品・ビタミン類の摂取

寝不足女性

ハウスダストについて

●ハウスダストとは?

家庭内に存在する、目に見えないほど細かいチリ・微粒子の集合体のことです。
代表的な粒子の大きさは 1mm以下〜数百μm と非常に微細で、空気中に舞いやすく吸い込みやすいのが特徴です。

ハウスダストは単一の物質ではなく、様々な微粒子が混ざり合っています。

ダニの死骸・フン
最も代表的なアレルゲン。布団・カーペットに多い。
ほこり(繊維くずなど)
家具の隙間や床に溜まりやすい。
カビ
高温多湿で繁殖し、胞子がアレルゲンとなる。
ペットの毛・フケ
犬・猫・小動物を飼う家庭で増える。
花粉
春・秋に外から持ち込まれて屋内に蓄積。
人の皮膚片・髪の毛
ダニのエサにもなるため、ハウスダスト増加につながる。

ハウスダストが溜まりやすい場所

  • 布団・ベッド(ダニが繁殖しやすい)
  • カーペット・ラグ
  • 家具の隙間や裏
  • カーテン
  • クローゼット(繊維くず)
  • エアコン内部・フィルター(カビが繁殖)

ハウスダストを減らす効果的な対策

1.こまめな掃除(最重要)

朝の掃除がおすすめ(夜の間に床に落ちたホコリを除去)
掃除手順は
① 乾拭き → ② 床の掃除機 → ③ 換気
モップやウェットシートで舞い上がりを抑えてから掃除機が効果的

2.布団・寝具の清潔保持

シーツ・枕カバー:週1回洗濯
布団は天日干し or 布団乾燥機
ダニ捕獲シートを併用するのも効果的

3.換気を習慣化

1日2〜3回、数分でも換気
カビ対策にも有効

4.温度・湿度管理

朝の掃除がおすすめ(夜の間に床に落ちたホコリを除去)
掃除手順は ① 乾拭き → ② 床の掃除機 → ③ 換気
モップやウェットシートで舞い上がりを抑えてから掃除機が効果的

5.空気清浄機の活用

高性能フィルター(HEPA推奨)搭載で微粒子をキャッチ
部屋の広さに合った吸引力を選ぶ

6.ペット周りのケア

ブラッシングや清掃で毛・フケを減らす

ハウスダストは、掃除・換気・湿度管理を徹底することで、アレルギー症状を大幅に軽減できますが、症状がひどい、気になる点がある場合はお早めにご相談ください。

つらいアレルギー症状はお早めにご相談ください


若山医院では
「丁寧な説明」「年齢に合わせた対応」「目と耳鼻科の連携」 を大切にしています。

TEL.048-822-2250

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